・BPH型 アウトバック 2.5XT
飛び石で傷付いたフロントガラスを交換する間の代車として借りました。
スバル発売50周年記念車として2000台限定で発売されたモデルです。
基本デザインはアウトバックなのですが、ボンネットにターボ車の証であるインタークーラー用のエアダクトが目に付きます。
アウトバックにもこのボンネットは似合いますね。
車高は標準のアウトバックよりも25mm下がっていますが、最低地上高は180mもあります。
それでも2.0GT spec.Bの160mmよりは高いですね。
室内に関して個人的には、マッキントッシュのピアノブラック、シフト周囲の大きな円形デザイン、ドアグリップのシルバーが好きになれません。
マッキントッシュの表面処理は、前期型のヘアライン入りのアルミパネルの方が落ち着きもあるし、質感が良かったように思います。
質感と言えば、灰皿の質感が相当悪いです。
ピアノブラックに対して灰皿周囲や灰皿の蓋にはツヤがなく、表面加工がされていないためプラスチック感丸出しです。
もう一手間加えて欲しかったですね。
追記
実際には表面処理がされているそうです。
ただ、処理の具合がオーディオパネルと灰皿の蓋で差があるためにこのように感じたようです。
ドアグリップは、前期型はゴムか何かで表面加工されていて握り心地が良かったのですが、これは塗装されているだけのようです。
エンジンは出力 265PS/5600rpm、トルク 35.7kg・m/2400rpm と、数値は控えめですね。
最高出力発生回転数が低いのは、排気量を500ccアップしたことと関係があるのでしょう。
実際に走らせてみると、パワフルでエンジンは軽快に回ります。
タービンは小さめなのか、ブーストは低速から効いているような印象で、ドカン!と効き始める感じではありません。
素直で扱いやすい印象でした。
この車で疑問に感じた部分がここ。
タイヤの性能です。
使用しているタイヤは、YOKOHAMAのASPEC A349です。
エンジン性能に対して、タイヤの性能が低すぎるように思います。
エンジンパワーに物を言わせて、RE050やRE01Rと同じ感覚で峠のコーナーに突っ込むと恐い思いをすることも・・・。
そもそもアウトバックはコーナーを攻める車ではなく、長距離をストレスなくゆったりと快適に走る車だろうから、このタイヤの方が良いのでしょう。
でもそれだったらステアリングシフトなんて要らないし、ターボである必要性もあるのかどうか。