・リヤ・モニター
BPの時からこのHPを見に来ている人にとっては、驚かれてしまうパーツ選択だと思いますが、リヤモニターを付けることにしました。ビルトインのカーナビを付けただけでも驚かれるかな?
実を言うと、BPでも1DINのDVDプレーヤーを取り付けて、リヤでもDVDが観られるようにしていました。
子供が小さい頃には必要ないと考えていましたが、大きくなって長距離移動時に暇を持て余すようになり、また、自宅で映画などを観る暇がなくなってきたことがその理由です。
カーナビにはDVDプレーヤーが内蔵されていますし、外部出力端子も設けられているので、SJでもリヤモニターを設置することにしました。
言い訳はこの位にして、取り付けに入ります。
センターコンソールを外します(外し方はこちら)。
カーナビを固定しているボルト4本を外します。
カーナビを引き出して、裏側に接続されている配線から外部出力端子「VIDEO
OUT」(←)を探し出します。
リヤのモニターの設置については、@大きめのマウントを使用して前席の間に一面設置する、A小さめのマウントを使用して左右の前席のヘッドレストの後ろに二面設置する、Bモニターが内蔵されたヘッドレストに交換する、Cルーフにフリップダウン・モニターを設置する、の三通り考えられます。
@は邪魔になるし、Bは車検の問題があります。Cは好みではないので、Aの設置方法を選択しました。
そのため、映像を分岐する必要があります。
分配器はビデオパワーブースター 914VP (DW)を選択しました。
RCA映像入力が1系統、RCA映像出力が4系統、DC 12V出力が3系統という製品です。
作りはその値段相応に雑な印象で、抜き差しを繰り返すとコネクターと基盤のハンダが剥がれてしまうような不安感があります。
先程のカーナビの「VIDEO OUT」と分配器の「VIDEO IN」を接続します。
「DC IN」の配線は、カーナビの裏の配線に接続されていたETCの配線に割り込ませました。
モニター用の電源端子を「DV1」と「DV2」に、モニター用の映像端子を「VIDEO1」と「VIDEO2」にそれぞれ接続しました。
モニター側の映像端子がメスであったため、オス-オスのジョイントコネクターを間に挟んでいます。
分配器の設置場所はちょっと悩んだのですが、写真のようにカーナビとエアコンダクトの間に差し込むように設置しました。
異音の発生源になる危険性はありますが、周りの配線と共に隙間に押し込まれた感じで、今のところ異音は発生していません。
モニターの配線は、センターコンソールの中を通し、コンソールの脇からシートの横に出しました。
配線がサイドブレーキのワイヤーに干渉しないように、シガーソケットの配線にテープで固定しました。
モニターはVIVENDO RSK-007α 7インチワイドカラー液晶モニター(オートアールズ/カイホウジャパン)を選択しました。
これは立ち寄ったオートアールズでたまたま見付けた物ですが、余計な装飾がなくてシンプルで良いと思います。
マウントは、YAC製のヘッドレスト取付基台 VP-T9です。
このマウントもシンプルな構成のため目立たず、また金属製でガッチリ取り付けできるので、気に入っています。
SJのヘッドレストのシャフト間隔が狭いためにメーカー推奨の方法では取付が出来ず、基部のブロックを反転させる必要があります。
モニターの配線は、ヘッドレスト基部の脇からシートの内部を通し、ファスナーの脇から出しました。
SJのリヤシートはBPよりも広いため、モニターは見やすくなったようです。
tara号も4代目となり、今時の車らしいモディファイが真っ先に行われました。