・SJ専用ラゲッジ増設用LEDランプセット (シェアスタイル)

 

 SJのカーゴルームは右側面にランプが装備されているのですが、例によってこれが暗い。
 暗過ぎて、周囲に明かりがないところでは荷物が見にくいし、サブトランクの中もさっぱり見えません。
 ショボい電球が一つあるだけですから、仕方ありません。
 室内の他のランプもLEDに交換したことだし、カーゴルームもLEDを装着することにしました。
 しかし、SJGのカーゴランプのユニットは小さく、BP5Bのように多数のLEDを仕込むことは難しそうです。
 そこで、他の箇所にLEDを増設することを検討していました。


 良い方法はないかと考えているうちにリリースされた商品がこれ。
 シェアスタイルの増設用LEDランプです。
 SJ専用と言うことで、パワーリヤゲートの解錠が出来なくなった場合に使用する応急処置用解除レバーの蓋を、このLEDユニットと交換する設計になっています。
 LEDが24個装備されていると思いきや、23発です。
 角の1個が省かれているのは、配線の都合なのかな?
 カーゴルームランプの配線に割り込ませるためのハーネスが2本入っています。
 不親切なことに、商品の内容はこれだけです。
 取り付け説明書は入っていませんでした。
 パーツ構成を見れば何をどうすれば良いのか分かりますが、車弄りに慣れていない人は途方に暮れてしまうかも知れません。
 専用を謳うのなら、説明書も付けるべきですよね。


 それでは、取り付けに入りましょう。
 まずは、ハーネスを通すための経路を確保します。

 サブトランクのリッドおよびサブトランクを外します。
 トリムパネル-リヤスカートを外します。


 運転席側の買い物フックとカーゴフックの中に隠れているネジ(←)を外します。


 トリムパネル-リヤエプロンの後ろ側だけを浮かせます。
 ネジ(↑)を外します。
 トリムパネル-リヤクォーターピラーUPRの後ろ側だけを浮かせます。


 ルーフトリムの後ろ側だけを浮かせます。
 ラバーダクトを外します。


 

 リヤゲートトリムを外します(外し方はこちら)。


 ハーネスをラバーダクト内、更にリヤゲート内に通します。
 ダクト内は狭い上に屈曲しているため、簡単には通りません。
 僕はエーモン配線ガイドを使用しました。


 トリム内にハーネスを這わせて、ハーネスの先端を蓋の所まで持ってきます。
 LEDランプ本体を取り付けます。
 専用を謳うだけあって、このランプ本体はピッタリと収まります。


 もう一本のハーネスを接続し、トリム内を這わせてカーゴルームランプの所まで持ってきます。
 純正のカーゴルームランプのコネクターにハーネスのコネクターを割り込ませます。
 あとは、内装を元に戻して作業は完了です。


 下段の左が純正の状態。右がLEDランプを点灯した状態です。
 被写体としてノートパソコンを置いてみましたが、LEDが非常に明るいためカーゴルーム内がよく見えるようになりました。
 このLEDランプにはスイッチが装備されておらず、ゲートの開閉と連動して消点灯します。
 そのため、上段右の写真のように純正のカーゴルームランプのスイッチをoffにしても、LEDランプは点灯したままです。


 

 サブトランクの中も見やすくなり、明るさには満足ですが、欠点もあります。
 カーゴルームに向かって立つとLEDランプを背にして立つことになるため、カーゴルームに自分の陰が映し出されます。
 とは言え、これはちょっと横にずれれば良いだけのことです。












    inserted by FC2 system