・フロント・ブレーキディスク SD type (DIXCEL)
ブレーキ・キャリパーをbremboに交換するに伴いローターも交換しなければなりません。
BP5Bで使用していたProdriveの時は交換用ローターの調達に問題がありましたが、GDBのbrembo用であればそのような心配はないし選択肢は沢山ありますね。
見た目重視で再びアウトロージャパンの2ピース・ローターと言いたいところですが資金の問題で断念。
しかし少しでも見た目を良くするため、スリット・ローターにしました。(←効果優先じゃないのか?)
選んだ製品はDIXCELのSD typeです。
GDB用のローターで、Rotor Part No. 3617003の製品です。
メーカーの謳い文句は以下の通りです。
「・各種シミュレーションテストではPDタイプに比べ、摩擦係数が最大20%アップ!
・20%の制動性能の向上により、車輌の安全性が向上!ゆとりのあるドライビングが可能に!
・スリット本数は鳴き、摩耗、ガスの除去効果など様々な事案を考慮し、6本に決定!
・スリットの幅、角度、深さなどは実戦データから最適な数値をチョイス
・回転方向はより高いシェービング効果が得られるようリバース回転(逆回転)を採用
・スリット位置をアウター/インナーでオフセットすることによりジャダーの抑制に成功」
当然このまま使用しても良いのですが、一手間加えることにしました。
リア・ローターはグローバルのビッグローターkitを選択したわけですが、このキットのローターはハウジングがブラックで塗装されています。
前後の見た目を統一するために塗装することにしました。
ディスクローターはオイルまみれの状態で梱包されています。
塗装のためにこのオイルをパーツクリーナーで洗浄しました。
塗料はマフラーカッターの自家塗装で使用したHoltsの耐熱ペイントです。
残り物を使用したので、二回しか重ね塗りが出来ませんでした。
まぁ、ホイールを装着してしまうと部分的にしか見えなくなるし、ブレーキダストで直ぐに汚れてしまう物でもあるのでヨシとしました。
本当は、ハウジングのホイールと接する面や、ローターのブレーキパッドが接する面はマスキングした方が良いと言う話ですが、手抜きしてそのまま塗装しちゃいました。
ローターの面に関してはブレーキを掛ければ直ぐに削れてしまいますし・・・。
装着した様子。
こうして見ると、カーボンディスクローターみたいで格好イイですね。
しかし、ちょっと走ればご覧の通り。
パッドで削られて普通の銀色のローターに戻りました。
キャリパーと一緒に交換したため、ローター単品での効果については分かりません。
スリットに起因すると思われる異音や振動を感じる事はありません。